柚子湯
「冬至」に「柚子(ゆず)湯」に入ると一年中風邪をひかないと古くから云われていますが、「柚子湯」に入る習慣は、江戸の庶民から始まったそうです。
「冬至」に「湯治(とうじ)」をかけていたり、「柚子」は「融通(ゆうずう)」が利くようにと願いが込められているそうです。
柑橘系のなかでも、寒さに強い「柚子」は今が旬。
皮に含まれている芳香油はお湯に溶けて身体を包んでくれるので、肌荒れを治したり湯冷めを防ぐ作用があるそうです。気分もゆったり、忙しい年末の気持ちもほぐしてくれそうですね。
また「柚子」の皮は熱を加えても香りが消えないので、薬味としても大活躍!お正月料理には欠かせません。
果汁は和え物に入れたり焼き物にかけたりと、「柚子」は丸ごと美味しくいただけます。