肩の痛み

症例

2013.9.3(火) 30代女性来院
右肩の動作時に、肩から腕にかけての重だるさと”ズキッ”する痛みが一週間前から出現し、不快感が増してきたので来院。
デスクワークが多く主にPCの使用時間が長く、荷物は右手で持つことが多い。普段から肩こりがひどく、頭痛も週末にひどくなるそうです。

施術例

可動域は、右肩が水平までしか自力で上がらず痛みも伴います。デスクワークが長いのと家でも姿勢が悪く、上背部が丸く顔が前に突き出ている姿勢です。
この状態ですと、後頸部の筋肉が張りっぱなしで肩こりや血行不全から頭痛などを起こしやすくなっています。さらに肩が前に丸まり肩関節の位置を固定する、胸の筋肉が委縮して脆弱化しています。肩甲骨周りの肩を支える筋肉群も硬く脆弱化している状態と思われます。
まず姿勢の強制から、骨盤の動きはウォーターベットを使用し運動療法を取りました。脊柱に関しては特殊治療器具を使用し動きを改善し、後頸部から上背部の血行を確保しました。
次に、肩甲骨周りと委縮している胸の筋肉にアプローチしました。まずは少々重だるさが残ったものの痛みなく耳の横まで拳上出来ました。

患者さんの声

3週間で、5回来院してもらいました。
肩の痛みも無く頭痛も消えましたが、週末になると肩周りに少々重さが出てきます。

日頃デスクサイドでできる肩、頸周りのストレッチと、全身ケアのため30~40分程度の歩行をお伝えし、症状が消えるまで週末の来院をお願いしました。

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