急性腰痛(ぎっくり腰)
症例
今年の一月に特に多かった急性腰痛!重い症状から軽い症状のものまでとにかく多く来院されました。そこでHPをご覧のあなたも少なからず悩まされたことがあるのではと思い、いわゆるぎっくり腰について施術例のところで考えてみたいと思います。
施術例
ぎっくり腰!と言いましても日常生活が何とかできるものから、歩くことや立つこともできないものまで様々です。何か拾ったときや重い物を持ち上げようとしたとき、朝の洗顔のときや中には椅子から立ち上がろうとしたときなど、うんうんと納得できることやそんなことでと思うことや原因も様々です。たくさんお話を聞いたり症状を診ていくと、幾つかの共通点が出てきます。一つは痛みです。経験のある方はお分かりになると思うのですが、例えようもない強烈な痛みです。そしてもう一つは、それぞれの鎮痛姿勢とって身体が固まること、少しでもその姿勢が崩れると激痛が走ります。そして気づかずにしていることが、四つ這いでの移動が痛みが少なくできることです。この三点が見られる大きな特徴といえるでしょう。ブロック状の骨が積み重なるようにできている背骨には、それらが崩れないように支えながら、さらに柔軟に動くよう指示している小さな筋肉群があります。全てではありませんが多くの場合、それらの筋肉群が、個々の身体においての限界状態から急激な応力を受けて痛めてしまう状態を、いわゆるぎっくり腰と言います。それらは、日常での不良姿勢や業務上仕方のない長時間の無理な姿勢などでおきる骨格のゆがみ、特に背骨を載せている骨盤の不安定が多くの原因になることが多いです。日々の軽度な運動や正しい姿勢の維持が大切なことですが、ゆがんでしまった骨格は一度整えておいたほうがいいですね。