膝、股関節痛のため歩行困難 Ⅰ
症例
2013.11.22(金)来院 50代女性
以前から動き出しの時、右膝の痛みや長時間歩く時に右股関節に違和感を感じていたそうです。この3年の間にぎっくり腰を2回起こしている。
仕事は保育士さんで、一家の主婦でもあり時間に追われ、通勤はもちろんのこと近所へ移動や買い物まで車の生活で、運動はもちろん歩くことすらほとんどない状態です。
施術例
まず、正座をすると右膝にハリ感があり曲がり切りません。立位から膝を曲げてもらうと、右膝が曲がらずお尻が左に逃げます。歩様は右足を重そうに歩きます。骨盤も後方傾斜していて背中が丸く顔がやや突き出た姿勢です。
仕事柄座り込む姿勢や、おんぶにだっこ、特に多いのは、膝を着いている姿勢で事務処理の時は足を組むことが日常で横座りも多いそうです。
これは、膝を床に着くときに衝撃を受けてしまうような突き込が多いことと、足組や横座りによる股関節を捻じっていることに原因がありそうです。
膝のお皿の滑りの調整と、股関節のねじれの調整を施術しテーピングで保護したところ、膝の曲げ伸ばしや正座が出来るようになりました。まだ歩行時の右足の動きがぎこちない状態です。1回目の施術ですので今後の様子をレポートしていきます。